乳がんでも生命保険に加入できる?乳がん検診や乳がんの放射線治療や再建手術やホルモン療法や針生検は生命保険の給付対象?
乳がんは女性がなりやすい病気として有名ですが、実際に乳がんになってしまったあとに生命保険に加入できるかどうかや、保険に加入していれば乳がんの治療に対して給付金は出るのかまではなかなか知る機会がないと思いますので、今回は乳がんに関わる生命保険周辺の質問に回答していきます。
目次
質問|乳がん罹患歴がありますが生命保険に加入できますか?
乳がん罹患歴がありますが生命保険に加入できますか?今は既に完治していて元気で子供にも恵まれています。
夫が生命保険にすでに加入しています。
子供たちの万が一の事や将来の事を考えて私も生命保険に加入したいなと思っています。
しかし、がんは再発の可能性もゼロではないので生命保険に加入できるのかという疑問があります。
乳がん罹患歴があっても生命保険に加入はできますか?
回答:乳がんに限らず、がんに一度罹患してしまうと生命保険に加入するのは非常に困難です。
乳がんに限らず、がんに一度罹患してしまうと生命保険に加入するのは非常に困難です。
しかし、寛解(がんが消失している状態)して5年以上経過している場合であれば、死亡保障に加入できる場合があります。
これは保険会社によって、査定基準が異なりますので、複数の保険を取り扱う代理店やファイナンシャルプランナーに診査が通りそうな保険会社の診査を一括で行ってもらいましょう。
事前審査などを行って、加入条件をみて加入を検討しても良いかと思います。
質問|乳がん検診の費用は生命保険から出ますか?
人間ドッグを受けました。乳がん検診の費用は生命保険から出ますか?
最近、人間ドックを受けました。その中で乳がん検診も受けました。
健康のためとはいえ、高額な出費でした。今年から会社員からフリーランス・自営業になったので人間ドックや乳がん検診の費用はすべて自己負担です。
これを毎年受けると考えると痛い出費になります。人間ドックや乳がん検診の費用は生命保険から出ますでしょうか?
回答:人間ドッグの費用は生命保険の給付金の対象にはなりません。
人間ドッグの費用は生命保険の給付金の対象にはなりません。
ただし、人間ドッグの結果で病気が見つかり、そのまま入院などを行った場合は、その入院費用はカバーできるケースはあります。
基本的に生命保険は病気になってしまったときにかかる費用を負担する金融商品ですので、病気がみつからない場合は保険で保険給付はされませんので、その点はご理解ください。
質問|生命保険から乳がんの放射線治療やホルモン療法や針生検…
生命保険から乳がんの放射線治療やホルモン療法や針生検のような治療や手術や入院に対する給付金は出ますか?
乳がんが見つかって放射線治療をする事になりました。
放射線治療はそれなりに医療費がかさむのでがん自体から来る精神的な苦痛だけでなく、金銭的な不安にも押しつぶされそうな毎日です。
少しでも不安を解消して治療を進めたいです。生命保険から乳がんの放射線治療やホルモン療法や針生検のような治療や手術や入院に対する給付金は出ますか?
回答:乳がんの治療で、放射線治療やホルモン療法は…
乳がんの治療で、放射線治療やホルモン療法は、そのような治療を受けたときに給付金が出る契約内容であれば、給付金がでます。
治療のための入院や通院や手術などもそのような保障内容であれば、給付されますので、加入している保険会社へ確認をしてみましょう。
ただし、針生検などの検査に関しては、給付金はでないことが一般的です。
検査入院であれば、入院給付金が出る可能性はありますが検査費用に給付金が出ることはありません。
大変な時期かと思いますが、現在加入している保険会社の担当者と相談して、どのような治療が給付されるのかを把握されたうえで治療に専念していただければと思います。
おつらい時期だと思いますが、治療がんばってください。
質問|シリコンバッグを使った乳がん再建手術を受けました。
シリコンバッグを使った乳がん再建手術を受けました。
生命保険からの給付金対象になりますか?先日、シリコンバッグを使った乳がん再建手術を受けました。
乳がんがきっかけであるとはいえ、シリコンバッグを使った豊胸は美容整形に近いのではないかと思っています。美容整形は医療行為でも保険の給付金対象外だという認識です。
シリコンバッグを使った乳がん再建手術は生命保険からの給付金対象になりますでしょうか?
回答:シリコンバッグを使った再建手術が給付対象になる可能性はあります。
シリコンバッグを使った乳房の再建手術が保険給付対象になるかどうかは、給付対象になる可能性はあります。
「乳房再建手術」の定義は、「乳房の観血切除術により喪失された乳房の形態を正常に近い形態に戻すことを目的とする観血手術」を指すケースが多いです。
注意点として正常に近い形態に戻す方法として、皮膚弁(皮膚の欠損部を被覆するための植皮術は含みません)または人工物を用いることが例としてあげられていることが多いので、この人工物を用いるに、シリコンバッグが該当すると保険会社側が判断するのであれば、保険給付してもらえる可能性はあります。
まずは、ご自身の保険でそのような保障が付保されているのかを確認してみましょう。
ただし、一部の保険会社でないとこのような乳房再建手術にまで対応した商品・特約はありませんので、給付されないことのほうが多いという認識で問い合わせをしてみてください。
質問|生命保険に加入していれば乳がんになった際の給付金はありますか?
生命保険に加入していれば乳がんになった際の給付金はありますか?生命保険に加入したての者です。
今は特に病気もがんも無い健康体です。しかし、女性である以上は乳がんや子宮頸がんや子宮がんにいつなるのか不安です。
がん自体も不安ですが、治療費や手術代という大きな出費に耐えられるかも心配しています。
生命保険に加入していれば乳がんになった際の給付金はありますでしょうか?
回答:生命保険に、医療保障(入院保険・手術保険)が備わっていれば…
生命保険に、医療保障(入院保険・手術保険)が備わっていれば、入院と手術に対する保険金は給付されます。
ただし、女性特有の疾病と言われる乳がん・子宮がん・卵巣がんなどの治療に対する手厚い保障は特約などが付加されていなければ、大きな金額の保険金を受け取ることはできません。
もしも、女性特有の疾病に対する保障を手厚くしたいようであれば、女性疾病特約やがん特約や女性特定治療特約などの特約の内容と保険料を確認して、加入を検討してみましょう。
おすすめは、がん保険に加入することです。
保険料も大きくありませんし、女性特有のがん以外も保障されますので、より一層な安心だからです。
女性特有の病気に備えるのも大切ですが、少しの保険料しか違いがなければ、より広い範囲で保障してくれる保険で備えるのが得策です。