旦那・夫が保険に入ってくれない!保険に入って欲しいけど。入りたがらない!?の質問にFPが回答
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保険というと死亡保険や医療保険を想像される方も多いですが、一番困るのは「働けなくなったときの生活費の補填」と考えている方も多いです。
というのも、亡くなってしまったときは、亡くなった方の生活費はその後必要ありませんし、遺族年金などの公的な補助がありますが、働けなくなったときはその人の生活費も治療費もかかってしまい、収入がない状況にも関わらず、障害年金が受け取れない場合なども想定されるからです。
この記事では「働けなくなったときの保険」に関する質問へ回答していきます。
目次
質問:旦那さんが働けなくなったら困ると思い保険に…
旦那さんが働けなくなったら困ると思い保険に入って欲しいのですが、保険は無駄だからと入ってくれません。
上手に旦那さんを説得して入ってもらうにはどうすれば良いですか?現在は私が専業主婦ですので、旦那さんが入院したり、病気になった時が非常に心配です。
安い保険料でもおすすめの保険はありますか?
回答|「保険は無駄だから加入しない」という方を説得…
「保険は無駄だから加入しない」という方を説得するのはとても難しいですが、もしも病気やケガが原因で働けなくなってしまったときに支給される公的補助(会社の有給休暇や傷病手当金や障害年金など)だけでは、生活ができなくなってしまうことを伝えてみましょう。
ご自身で説明をするのが難しければ、FPにファイナンシャルプランニング(FP診断)を依頼してみましょう。
第三者からシミュレーションを出してもらい、説明をしてもらうことで、考え方が変わることがあるかもしれません。
安い保険でもおすすめの保険はたくさんあります。「保険料が安い=使えない保険」というわけではありませんので、ご家庭の状況に合わせてマッチする保険を探してみてください。
探すときは、数多くの保険会社の商品を取り扱う保険代理店から商品比較の説明を受けながら選ぶことをおすすめします。
質問:若い頃から旦那は保険に入ってないのですが…
若い頃から旦那は保険に入ってないのですが、現在は40代後半になります。50代になり病気になったりしたら心配で仕方ありません。
40代、50代で保険に入ってない既婚者の男性が入った方が良い保険はありますか?基本は入りたがらないですが、基本的な保険には入ってもらいたいと思います。
簡単な金額と保障内容を教えてください。
回答|40代、50代で加入したほうが良い保険という…
40代、50代で加入したほうが良い保険というものを回答するのは難しいです。
一般的にはお子様が大学を卒業するまでの生活保障として、月10万円~20万円×12か月×末子が22歳になるまでの死亡保障や就労不能保険に加入するケースが多いです。
50代ですと、既にお子様は独立しているかもしれませんので、セカンドステージを見据えて老後の備えや死後整理金の備えとして終身保険や個人年金保険などの積み立て型の保険を検討しても良いかもしれません。
いずれにしても保険は、ご自身の夢や理想や願いをかなえる手段ですので、様々なFPに相談をして、ご自身の目的に沿った生命保険を探してみてください。
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質問:私は貯蓄型が良いけど旦那は掛け捨てで良いって…
私は貯蓄型が良いけど旦那は掛け捨てで良いって言います。若い内から貯蓄型の保険に入って欲しいと考えております。
現在、夫婦共に20代後半となります。お互いに現在は健康ですが、将来的に不安があります。
私は貯蓄型で少しでも積立しながら貯めながらと考えていますが、旦那は入るなら掛け捨てで良いと言います。どちらが将来的におすすめですか?
回答|保険は何かあったときに、家族やご自身の生活を経済的…
保険は何かあったときに、家族やご自身の生活を経済的な面からサポートする商品です。
したがって、貯蓄型でも掛け捨てでも、必要な保障額が確保できているのであれば、どちらも正解です。
ただし、貯蓄型は保険料負担が重くなりますので、収入が減ったときに保険料の支払いを継続するのが困難になってしまうこともあり得ます。
必要な保障を途中で解約するのはとても怖いことかと思います。
したがって、掛け捨てで必要保障を安い保険料で継続することをおすすめしています。もしも、貯蓄型を選ばれる場合は、掛け捨てに途中で変換できるタイプの保険などを検討してみましょう。
質問:旦那さんが病気で働けなくなった場合に加入…
旦那さんが病気で働けなくなった場合に加入をした方が良い保険ってありますか?がん保険や生命保険以外にも入院保険なども検討しています。
単純に病気以外でも働けなくなってしまうと生活が成り立ちません。色々な理由で働けなくなる事があると思いますが、加入した方が良い保険を教えてください。
回答|旦那さんが病気で働けなくなったときのために備…
旦那さんが病気で働けなくなったときのために備える保険は、①就労不能保険②所得補償保険③三大疾病保障保険などがあります。
①就労不能保険
②所得補償保険
③三大疾病保障保険
①と②の保険は介護や障害に近い状態にならなければ給付金が支給されない場合もありますので支給条件は確認をすべきですが、ケガ・病気に限らず、様々な理由で働けない状態になったときに保険金が降りるタイプです。
③三大疾病保障保険は、三大疾病の所定の状態になったときに保険金が支給されるタイプです。
①②は原因は問いませんが、保険金支給のハードルは高いです。
③は原因は三大疾病に限られますが、保険金支給のハードルは低いです。
どれがおすすめかを一概には言えませんが、一般的には三大疾病保障保険を選んでいるお客様が多く、私としてもおすすめです。
理由は簡単で、三大疾病は罹患する可能性も高く、罹患すると医療費などもかかる上に働けなくなることも多いからです。
また、番外編として入院・通院期間中の収入だけ賄えればよいという発想であれば、医療保険やがん保険で入院保障や通院保障を充実させて、保険金を日当とみなして働けないときの保障としている方もいらっしゃいます。
ただし、医療保険の場合は、コストに対して保険金額があまり大きくなりませんので、保険料に対する保険金のパフォーマンスはそれほどよくない可能性もあります。
保険種類・保険期間・加入時の年齢・性別で保険料は変わりますので、保険料との兼ね合いでどの保険をどの程度加入するかを検討してみましょう。
質問:旦那が保険に入ってないから私のパート代から…
旦那が保険に入ってないから私のパート代から最低限の保険を旦那さんに入って貰おうと思っていますが、私が旦那さんの保険料を支払った場合は私の収入から年末調整で控除されたりするのでしょうか?控除されないのであれば、やっぱり旦那さんが入りたがらないですが、旦那さんに入ってもらおうと思っています。
回答|保険料負担者が保険料控除を受けることができ…
保険料負担者が保険料控除を受けることができますので、この場合ですとご質問者(妻)で保険料控除を受けることができます。ただし、パートをしていても、非課税の範囲の収入しかない場合ですと、保険料控除を使っても結局所得税も住民税も軽減されませんので、収入の高い方が保険料負担をされたほうが所得税や住民税が軽減されますので、お得だと言えます。
旦那様の方が収入が高いということでしたら、旦那様に保険に加入するように説得して、ご自身で保険料負担をしてもらえるようにするのがおすすめです。
ご質問者から説得するのが難しいようでしたら、FPのような第三者の専門家から旦那様を説得してもらうのも一つの手です。
具体的な数字をもとにしたシミュレーションなどをFPに提示してもらい、どうするのが最もお得なのかをご夫婦で一緒に検討してみましょう。
質問:旦那さんが積極的に保険に加入する家庭は…
私の夫は保険に入りたがらないですが、保険に積極的に加入する旦那様は、どの様な保険を選択されるのでしょうか?
旦那が働けなくなったりした場合を考えて生命保険や入院保険は普通の夫婦だったら加入すると思います。保険の契約で旦那さんが積極的な家庭はどの様な感じなのでしょうか?
回答|旦那様が保険加入に積極的な家庭でも加入している
旦那様が保険加入に積極的な家庭でも加入している保険は様々です。
要は、本人たちが抱える不安を解消できる保険を選ばれていますので、その不安は人それぞれです。ただし、多くの方が収入保障保険で一定期間の死亡保障を確保しています。
加えて、死後の整理金と将来の備えとして終身保険に加入している方も多いです。
このオーソドックスな死亡保障に対応する商品に加えて、がん保険や三大疾病保険に加入することで、働けなくなったときの備えとして数千万円の保険金を受け取れるようにしています。
三大疾病になった場合は働けなくなった場合の生活保障だけでなく、純粋に高額な医療費への備えが必要となりますので、三大疾病保障保険を選ばれる家庭はとても多いという印象です。
一方で、純粋な死亡保障や三大疾病保障だけでなく、老後への備えなどを重視される場合は、個人年金保険や外貨建ての終身保険、老後の医療費の備えとして終身医療保険や終身がん保険に有期払い込みで加入している方も多い印象です。
有期払い込みでは、多くの場合は60歳や65歳などの一般的な定年の年齢に合わせて設定しています。保険料を多く支払えるうちに一生涯分の保険料を支払ってしまい、老後は保険料負担なく保障を受けることができるといった商品です。
このように、保険加入に積極的なご家庭であっても、何を優先したいかによってベストな保険選択は変わります。大切なのは、ご夫婦で「今のこと」と「将来のこと」を徹底的に話し合って、避けたいリスクを避けて夢や理想の生活がどのようなものかを知ることで、必要な保険が見えてくるということになるという点です。
商品ありきで考えるよりも、ご夫婦やご家族がどうありたいかを考えて保険選びをしてみましょう。
どうありたいか、どのようなリスクに対応したいを把握できてから、そのリスクに対応できる商品があるかをFPや複数の保険商品を取り扱う保険代理店に相談してみてもいいかもしれません。どうしても、今後のことが具体的に話せない場合には、FPに第三者の立場から、ライフプランニングをしてもらいながらご夫婦で話し合うのもいいかもしれません。
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