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2022.08.12

米ドル建て保険料!急激な円安で保険料が払えないときの払い済み・減額の方法

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著者情報 森 逸行 FP歴14年 経験した事を伝え解決に導く『金融パーソナルトレーナー』

日本国内の超低金利の時代になり、生命保険を選ぶ際には、ドル建ての生命保険が多く案内され、多くの方が加入されている現況になります。

加入目的は主に老後資産準備や教育資金準備など、さまざまな目的で加入され準備されています。

ですが、米ドル建て保険は続けたいが、毎月支払う保険料が円安により大幅に高くなっていることで、支払いが出来なくなっている、との相談が多数寄せられるようになりました。 そんなときに、加入中の生命保険を解約せずに有効的に継続できる方法をご案内いたします。

1.外貨建て生命保険とは

外貨建て生命保険とは、生命保険を加入する際の保険料を『円』で払うのか『外貨』で払うかの違いになります。 どんな外貨立ての種類があるかというと、「米ドル」「豪ドル」「ユーロ」などの通貨が存在します。

また、なぜ、外貨建ての生命保険があるかというと、積み立て利率が円建てよりも高く優れていることにより、外貨建て商品が人気を集めて来ました。 ちなみに自国通貨以外で生命保険が販売されているのは世界的にも日本だけになるので、世界的にみても珍しいことになります。 日本は歴史的にアメリカとの関係があることと、自国の通貨『円』が強いとのこともあり、外貨建て生命保険が許可され販売された時代背景があります。

積立利率とは

積み立て利率とは、終身保険・個人年金保険・養老保険などの積立型の保険において、契約者が支払った保険料の中の積立部分に適用される利率のことになります。

マイナス金利の影響により、円建ての生命保険の積み立て利率は、超低金利のこともあり日本国債の利率に近い利率で推移しております。

その点、アメリカはアメリカ国債の利率が日本と比べて大幅に高くなっているので、当然、積み立て利率の差ができます。 また、この積み立て利率を簡単にイメージしてもらう表現は、保険を買うとすると、少しでも保険を安く買う『割引率』のようにイメージしていただけるとわかりやすいかも知れません。

円安とは?円高とは?

円安と円高とはどのような差があり、どんな違いがあるのかをみていきましょう。

円安とは、円の他通貨に対する相対的価値(円1単位で交換できる他通貨の単位数)が相対的に少ない状態のことです。

円高とは、円の他通貨に対する相対的価値、言い換えると、円1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に多い状態のことです。  

簡単なイメージは、 円安は円をドルに換えると少なくなる 円高は円をドルに換えると多くなる   ドル建て保険は毎月支払う保険料は変動する   まず、保険加入時の為替レートでみていきます。

保険加入時の為替レート このように為替レートによって支払う保険料が大きく変わってきます。 加入したときには〈例①〉のように1米ドルが100円で保険料の支払いも気にしなかった方も、〈例③〉1米ドル:150円にもなると、150%も保険料が上がっていることがわかります。

保険金や解約金も変動する

保険金で受け取るや解約をして解約返戻金で受け取ることを同じで計算をすると 為替レート別保険金 契約時から円高・円安になった場合の外貨建て保険への影響   円安・円高での保険金や解約金の損得に関しては、加入したときに円高で保険金や解約するときに円安になっていると手元の資産が増えることになります。

その逆で円安で加入し円高になることで手元の資産は目減りすることになります。

《加入時》円高 100円 → 解約時円安 130円 : 結果 手元の円が増える

《加入時》円安 130円 → 解約時高  100円 : 結果 手元の円が減る

2.円安で保険料が払えないときの対策と方法

まず、急激に円安が進み毎月の保険料が大幅に上がってしまった、または、保険料の支払額が不安になってきたなど、払えない理由もさまざまあるかと思います。

そんなときの対策と方法をご案内いたします。

保険料の支払いを止めて、保険を有効継続させる『払い済み保険』への変更

払済み保険とは、保険料の払い込みを停止し、停止した時点の解約金をもとにして、その後の終身保険の保険金に充当され、一生涯の保険を確保できる方法になります。 国分寺・立川のFP相談 米ドル建て保険料!急激な円安で保険料が払えないときの対処方法 メリットは、保険料の支払いの停止ができる事になります。デメリットは、保険金額が解約金相当額に減る事と、加入から早期に払い済みをしたとしても解約返礼率が低く支払た保険料を下回る可能性があります。

このデメリットに関しては、保険会社や保険担当者の方に『払済み解約返戻金推移表』を出してもらい検討することが必要になります。

また、終身保険・個人年金保険・養老保険などの積立型の保険は、一般的には払い済み保険に変更は可能ですが、保険会社によって払い済み保険の取り扱いをしていない会社もあるので注意が必要です。

保険金額を減額し支払いを少なくする『減額』

減額とは、毎月の保険料を減らすことが『減額』になります。減額は保険会社が定めている最低保険金額まで減額することができます。

解約金は減額をする直前の時点で計算されます。

また、減額をした部分の解約金は、解約金として受け取ることになります。

デメリットは払い済み保険と同様に早期に減額をすると解約返礼率が低く支払った保険料を下回る可能性があります。また、減額した保険金額の保障はなくなります。

ドル資産を保有しリスク分散できる

外貨建てのリスクはやはり『為替リスク』になります。 この為替リスクをどのようにリスクを軽減させればよいかを解説いたします。

まずは、資産形成の点から通貨分散をすることでリスクは分散出来ております。

ですが、円からドルを買い、ドルを円に換えることは、為替リスクを2倍取っていることになります。

そこで買ったドルは一生涯ドルで持ち続けるという考え方はいかがでしょうか?? 資産を守る観点からも円とドル通貨を2通貨で分けることでリスク分散でき、またドルはドルで持ち続けることで、円が上がれば、ドルが下がる!ドルが上がれば円が下がる、といったドルと円が比例する動きになります。 この通貨分散させるという考え方をもつことをおすすめいたします。

外貨のドルでの受取ることでリスクが軽減

ドルをずっと持つと書きましたが、解約金や保険金をどのように受け取るかですが、一番おすすめの受け取り方は銀行にドル口座を開設していただき、解約金や保険金をそのドル口座を指定することでドル口座で受け取ることができ、為替レートを気にすることなく受け取りができます。

まとめ

ドル建ての保険は積み立て利率も高く多くの方が持っている保険になるかと思います。

その一方で毎月の掛け金である保険料が変動し読めないのが不安と思う方も多く、保険料の支払いが出来なくなって困る方も多くなるとおみます。

そんなときは『払い済み』や『減額』を検討してみるのも一つの方法になるかと思います。

検討する際は、保険会社や担当の方にしっかりとメリットとデメリットを案内してもらった上で手続きすることをおすすめいたします。

もし、不安がある方はこちらに問い合わせをいただければ、わかりやすくご案内をさせていただきます。

 

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