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2023.04.10

生命保険料控除証明書のハガキがいつ届くのか?再発行は可能か?わかりやすく解説!

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著者情報 森 逸行 FP歴15年 経験した事を伝え解決に導く『金融パーソナルトレーナー』

保険料控除証明書-ハガキ
生命保険料控除証明書のハガキがいつ届くのか知りたい!このように考える方は多いでしょう。

「生命保険料控除証明書」は年末調整にも必要となるため、いつ届くのかきちんと把握しておくことが大切です。

この記事では、生命保険料控除を受けるために必要な「生命保険料控除証明書」のハガキについて、送付時期や再発行についてまとめます。

生命保険料控除証明書のハガキが届くのは10月から11月

生命保険に支払う保険料から、所得税や住民税の税金を控除する制度である生命保険料控除を受けるためには、「生命保険料控除証明書」のハガキが必要です。

毎年、このハガキが10月から11月にかけて送付されます。

保険会社からのハガキを受け取ることができなかった場合は、保険会社に再発行を依頼することができます。

なぜ生命保険料控除のハガキが必要?

前述したように、保険料控除のハガキは確定申告に必要です。

ここでは下記2点について、具体的に解説をしていきます。

●生命保険料控除の仕組み
●年末調整の目的

生命保険料控除の仕組み

生命保険に支払う保険料から、所得税や住民税の税金を控除する制度である生命保険料控除は、所得税に関しては最大で40%、住民税に関しては最大で10%の控除が受けられます。

この制度は、保険契約者が自分自身や家族を守ることを目的としているため、公共の福祉とは無関係だとされています。

年末調整の目的

生命保険料控除は、年末調整の際に申告することで受けることができます。

年末調整とは、年末に会社から給与所得者に対して行われる調整で、収入や給与から源泉徴収される税金を調整することで、年間を通じてかかった税金が正確に計算されるようにするものです。

年末調整で申告することで、給与所得者は生命保険料控除とともに、扶養控除や社会保険料控除などの税金控除を受けることができます。

生命保険料控除ハガキについての質問

生命保険料控除のハガキに関する疑問点は、多くの人が抱えています。

そのため、ここからはよくある内容についてのQ&Aをまとめていきますので、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

質問:生命保険料控除証明書の再発行はできる?

生命保険料控除証明書を紛失した場合には、再発行はできるのか?また、どの様に手続きの依頼をすればよいのか?

回答|保険会社に再発行を依頼することができます。

保険料控除証明書を紛失してしまった場合は、保険会社に再発行を依頼することができます。

保険会社によっては、オンラインで再発行手続きを行うこともでいるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

質問:生命保険料控除証明書を年末調整で用意できない場合は?

生命保険料控除証明書を年末調整で用意できない場合は?

回答|確定申告で申告することができます。

生命保険料控除証明書を年末調整の際に用意できなかった場合は、確定申告で申告することができます。

確定申告とは、毎年1月1日~12月31日の所得をとりまとめて所得税の額を計算し、原則として翌年の2月16日~3月15日までに税務署に申告・納税をする手続きのことです。

生命保険料控除を申告する場合は、申告書に必要な項目を記入し、税務署に提出する必要があります。

また、会社員であれば勤務先に相談してみることも大切です。

会社からあらかじめ指示されていた提出期限を多少過ぎてしまっていても対応できる可能性は高く、年末調整に間に合わないと勝手に諦めてしまわずに勤務先に相談するようにしましょう。

質問:電子データの発行はどうなる?

電子データの発行はどうなる?

回答|保険会社によっては、オンラインでの申請手続きを行うことができます。

生命保険料控除証明書は、紙のハガキだけでなく、電子データでも発行される場合があります。

保険会社によっては、オンラインでの申請手続きを行うことができます。

ただし、電子データでの発行には、保険会社や電子証明書の取得に必要な費用がかかる場合があるため注意が必要です。

まとめ

生命保険料控除を受けるためには、「生命保険料控除証明書」のハガキが必要です。

ハガキの送付時期は10月から11月であり、紛失した場合は再発行が可能です。

また、年末調整で用意できなかった場合は確定申告で申告することができます。

生命保険料控除を受けるためには、申告書に必要な情報を正確に記入することが大切です。

もし紛失した場合でも、慌てずに再発行などの手続きを行い、年末調整に備えておきましょう。

 

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