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2022.10.12

不動産や不動産投資の火災保険は確定申告時に経費や控除対象になるの?色々な疑問をプロが解決!  

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著者情報 森 逸行 FP歴15年 経験した事を伝え解決に導く『金融パーソナルトレーナー』

火災保険 地震保険

不動産投資の火災保険をより安くしたい方お気軽にメールでお問合せください◀︎リンクそもそも加入している火災保険が経費や控除の対象になるのか?

確定申告を行うことで火災保険は経費になり収入から差し引く事が可能なのか?

また、住んでる家の火災保険と投資用で何が異なるのか。

火災保険を経費や控除する要件など複雑な仕組みになっております。

この記事では火災保険と不動産の取り扱いを行っているプロが、頂いた質問に回答をしていきます。 

目次

確定申告を行う時に火災保険は経費で落ちるの?金額の条件は?

質問|不動産や不動産投資の火災保険に加入した場合は確定申告…

火災保険に加入した場合は確定申告で経費になると聞きましたが、経費に出来る金額の条件などはあるのでしょうか?

普通のサラリーマンですが、経費に出来るなら加入の検討を行いたいと考えております。

 ザックリで良いので経費に落ちる金額や条件などがあれば是非教えて欲しいです。

私は40代の既婚しており、妻も子供もいるサラリーマンで持ち家を購入したばかりです。火災保険の保険料の何割程度が経費になるのでしょうか? 

回答|2022年10月1日現在、火災保険料は、保険料控除の

2022年10月1日現在、火災保険料は、保険料控除の対象になりません。

平成19年1月の税制改正により、損害保険料控除制度が廃止されました。

このため、従来は損害保険料控除の対象であった地震保険の付帯されていない火災保険や、傷害保険などにご加入のお客様は、平成19年以降、保険料控除の対象となりません。

なお、新たに地震保険料控除制度が新設されましたので、地震保険にご加入のお客様は、地震保険料が「地震保険料控除」の対象となります。

地震保険料控除は、最大で年間5万円まで所得控除できます。 

個人事業で不動産投資による収入がある場合は確定申告で経費になる?

 

質問|個人事業として不動産投資を現在行っており

個人事業として不動産投資を現在行っており、不動産からの収入があります。投資用のマンションなどに火災保険に加入した場合は収入金額の割合に応じての経費となるのでしょうか?

確定申告時に経費の申告をすればよいのでしょうか? 

回答|投資用マンションにおける火災保険の費用は経費になり

投資用マンションにおける火災保険の費用は経費になり、確定申告において、不動産所得の経費として申告することができます。

火災保険は年間契約であれば、その年度の保険料は全額経費となります。

長期契約で保険料を一括で支払っている場合は、当該事業年度分の保険料は経費にすることができます。 

質問|不動産投資を行っている場合におすすめの火災保険

不動産投資を行っている場合におすすめの火災保険などはあるのでしょうか?

選び方を含めて教えてほしいと思います。

また、不動産での収入を得ている場合に保険加入時の注意事項などがあればそちらも含めてお願いします。 

回答|火災保険のおすすめは2つの視点で選ぶことができます

火災保険のおすすめは2つの視点で選ぶことができます。

1つ目は値段で、2つ目は補償範囲です。値段に関しては、建物の構造や所在地で保険料が安い保険会社が変わりますので、複数社で保険料の見積をしてみましょう。

補償内容に関しては、保険会社によって若干異なりますが基本的には同じです。

ただし、補償範囲や補償の引受額は保険会社によって若干異なりますので、この点だけは注意をして確認をして、自分の望む補償内容を選べるようにしましょう。 

不動産投資の火災保険をより安くしたい方お気軽にメールでお問合せください◀︎リンク

賃貸で契約をしている場合は火災保険に加入して控除の対象?

 

質問|賃貸としマンションに住んでいますが、賃貸契約

賃貸としマンションに住んでいますが、賃貸契約の場合の火災保険料は控除されたり、経費とし収入から引く事は可能なのでしょうか?

賃貸を契約する時に不動産屋さんや管理会社で入る強制的な保険も経費や控除の対象になりますか? 

回答|賃貸契約の火災保険料は、所得控除の対象にはなりません

賃貸契約の火災保険料は、所得控除の対象にはなりません。

個人事業主の場合は、賃貸住宅を一部事務所として利用しているのであれば、その事務所として利用している部分の火災保険料は事業所得内で経費に算入することが可能です。  

質問|賃貸を自分で借りた場合に特に火災保険が管理会社

賃貸を自分で借りた場合に特に火災保険が管理会社や不動産屋に無い場合に自分で独自に火災保険に加入する事は出来るのでしょうか?

その場合も経費や控除の対象になるのかも合わせて教えてください。 

回答|火災保険は独自に加入することができます

火災保険は独自に加入することができます。

保険代理店で面談・電話を通して相談できる場合とインターネットで見積もりを取って加入する場合の2パターンが想定されます。

火災保険はどのような経路で加入をしても所得控除にはなりません。

災保険に付随する地震保険に関しては地震保険料特別控除があります。

事業用不動産の火災保険であれば、その不動産事業の中で火災保険料は経費にすることは可能です。 

色々な種類の火災保険があると思いますがおすすめは何ですか?

 

質問|火災保険に加入を検討しておりますが、例えば

火災保険に加入を検討しておりますが、例えば自宅が火事になった場合は全額保険料で家を新しく建て替える事などは可能なのでしょうか?

もちろん自宅の規模や保険料で金額が変わるのは理解しておりますが一般家庭だとどの程度の金額なのでしょうか? 

回答|自宅が火災になり、全焼した場合は全損扱いとなり、設定

自宅が火災になり、全焼した場合は全損扱いとなり、設定した保険金が給付されますので、家を建て替えられるだけの保険金額を設定していれば、家を新しく建て替えることは可能です。

ただし、中途半端に燃えてしまった場合などは保険金の一部しか保険金は出ませんので、リフォームで修繕するにとどまることもあります。

また、全焼した場合でも、解体費用などもかかりますので、建て替え費用以外の費用まではカバーできない可能性もありますので、可能な限り保険金額は大きく設定することをおすすめします。

ちなみに保険金額は、不動産価格の建物割合に合わせるか、同様の建物を建て替えた場合の費用を設定してみてください。

また、保険会社によっては建て替え費用特約がありますので、このような特約で保険金額を補填することも可能になっています。 

質問|自宅以外にも火災による死亡保険、車に被害が

自宅以外にも火災による死亡保険、車に被害が発生した場合など火災保険の加入時に種類や保障内容が違うのでしょうか?

加入前に基礎知識として簡単に知りたいと思っております。種類やおすすめの加入方法を教えてください。 

回答|火災保険はメインの火災に関する補償以外に、個人賠償

火災保険はメインの火災に関する補償以外に、個人賠償責任保険などを付帯することが可能です。

また、地震保険は損害保険会社各社で火災保険に特約として付帯することが可能です。

地震保険は、原則として国が推進している地震への補償ですので、保険会社で料金を統一しています。

地震保険で保険会社は利益を得ておらず、地震保険の給付金に利用されなかった余剰金は準備金として有事の際に利用できるように蓄えています。 

家を購入している時は住宅ローン控除と火災保険に中途加入した場合は?

 質問|現在、家を購入して住宅ローンを支払っている

現在、家を購入して住宅ローンを支払っている状態です。

購入時には火災保険には未加入で、何かの時の為に加入をしようかと悩んでおります。

最初から加入していない場合や住宅ローンの支払いを続けている状態の場合でも中途加入は出来るのでしょうか? 

回答|火災保険は途中からでも加入することができます

火災保険は途中からでも加入することができます。

火災保険の見積りには、建物の所在地や構造のわかる資料が手元にあると便利ですので、事前に準備をしておきましょう。

多くの金融機関では、火災保険の加入が必須となっているがほとんどですので、現金一括で購入しているのでなければ、できる限り早急に火災保険を検討することをおすすめします。 

質問|住宅ローンの控除などに火災保険に加入した場合は

住宅ローンの控除などに火災保険に加入した場合はどの様に影響するのでしょうか?

住宅ローンの場合の控除や影響などがある場合はそれに関して教えてもらいたいと思います。住宅ローンだと不利だったりしますか? 

回答|住宅ローン控除と火災保険は関係がなく、影響し合いません

住宅ローン控除と火災保険は関係がなく、影響し合いませんが、多くの金融機関では、火災保険の加入が必須となっているがほとんどですので、できる限り早急に火災保険を検討することをおすすめします。

加えて、住宅ローンを組むときは、火災保険よりも団体信用生命保険(死亡保障)の加入を必須としているケースがほとんどです。 

満額払戻金がある火災保険に加入したいですが、確定申告はどうなりますか?

質問|火災保険ですが、掛け捨て?ではなく満期で返戻

火災保険ですが、掛け捨て?ではなく満期で返戻金がある保険を考えておりますが、掛け捨てと返戻金がある火災保険の保証内容に違いや金額に違いが出たりするのでしょうか?

返戻金がある場合には確定申告はどの様な処理になりますか? 

回答|積み立て型の火災保険は、補償期間が10年以下のケースが

積み立て型の火災保険は、補償期間が10年以下のケースが多いため、長期保証できるプランは少ないです。

また、満期返戻金はありますが、その分保険料は高額となります。

資金余裕があるようでしたら検討の余地ありですが、賠償保険などの補償は充実していないので、補償内容は必ず確認しましょう。  

質問|掛け捨てや満期返戻金がある火災保険以外にも種

掛け捨てや満期返戻金がある火災保険以外にも種類はあるのでしょうか?

簡単で良いので教えて頂ければと思います。

現在検討しておりますが、将来の貯蓄、経費や控除の金額などにより入る保険を変えようかと思います。 

回答|基本的には掛け捨ての火災保険が中心です。資金に余裕の

基本的には掛け捨ての火災保険が中心です。資金に余裕のある方でしたら積み立て型の火災保険も候補にはなりえます。

その他には、自宅ではなく店舗・テナント用の火災保険・地震保険などの事業用の火災保険が存在します。

個人で加入する住居用の火災保険であれば内容は似通ったものとなります。 

マンションと持ち家の購入での火災保険のメリットとデメリットを知りたい

 

質問|結婚をして妻と子供とマンションか持ち家のどちら

結婚をして妻と子供とマンションか持ち家のどちらを購入するか迷っています。

持ち家の場合のメリットやデメリット、マンションの場合のメリットやデメリットがあれば教えて欲しいと思っています。

回答|持ち家の場合のメリットは、土地が残ることと修繕積立金

持ち家の場合のメリットは、土地が残ることと修繕積立金などがないことです。

デメリットは自分ですべて管理しなければならないことと、マンションと同等の住環境・立地を求めると相当な費用がかかってしまう点です。

また一般的には、光熱費は高くなりますし、セキュリティ面でもマンションのほうが安心できるかもしれません。

マンションのメリットは、大きな鉄筋コンクリートの建物に住むことができ、共用設備を利用することで生活しやすい住環境を手に入れやすくなります。

24時間のごみ捨てができたり、宅配ボックスを利用したり、接客スペースやラウンジなども利用できます。

加えて、多くの場合には部屋は1フロアのみですので、階段がなく老後でも過ごしやすい設計になっていますし、光熱費も戸建てに比べると安くなる傾向があります。

デメリットは、修繕積立金・管理費がかかることと、土地割合は戸建てに比べると少なくなる点です。

なお、マンションは、中古で購入するニーズも高いため、売却を希望してから比較的に短い時間で大幅な値崩れなく売却できる傾向にあります。

その点持ち家は、マンションに比べ中古でのニーズが低く、売却を希望してもなかなか買い手がつかないケースもあります。 

質問|持ち家の場合は保険料が高くなるとかあるのでしょうか

持ち家の場合は保険料が高くなるとかあるのでしょうか?

または、購入金額?住居の購入金額や価値により保険料は変わるのでしょうか?

確定申告を行った場合に経費と出来る範囲を知りたいです。

回答|持ち家の場合は、建物構造が木造である場合が多く、

持ち家の場合は、建物構造が木造である場合が多く、マンションと比較すると不動産の面積も広くなりがちなため、保険料は高くなるケースがあります。

確定申告は、地震保険であれば地震保険料控除が年間5万円まで設けられています。 

大家が賃貸で貸している場合の確定申告はどうなる?経費?控除?

 

質問|アパートを賃貸で貸し出しているのですが、家賃収入

アパートを賃貸で貸し出しているのですが、家賃収入で修繕費などを含めると赤字になる月があります。

その場合は大家以外としても普通のサラリーマンとして働いておりますが、大家業は赤字の場合はサラリーマンの給料から経費?控除が受ける事は出来るのでしょうか?

回答|アパートの賃貸事業は不動産所得にで、給与所得と合算します

アパートの賃貸事業は不動産所得にで、給与所得と合算しますので、不動産所得が赤字であれば、給与所得から不動産所得の赤字を控除することができます。 

質問|単純にアパートを貸し出しての家賃収入よりアパート

単純にアパートを貸し出しての家賃収入よりアパートの維持にお金が掛かり、サラリーマンの収入から手出しの状態です。

その状態で火災保険に入った場合には大家の赤字収入ではなく、サラリーマンの収入から経費にする事が出来るかを聞きたいです。

回答|事業用不動産の火災保険は、給与所得から控除することはできません。

事業用不動産の火災保険は、給与所得から控除することはできません。

ただし、不動産所得が赤字であれば、給与所得と合算しますので、不動産所得が赤字であれば、給与所得から不動産所得の赤字を引くことができます。

単純に火災保険の見積もりをお願いする場合の選び方を知りたい

 

質問|色々な保険会社があり、どこに加入するか迷っております。

色々な保険会社があり、どこに加入するか迷っております。

その場合は各社に見積もりを出してもらうのが正解なのでしょうか?そ

れとも保険の窓口など様々な保険を扱っている窓口で見積もりを出してもらった方が間違いないのでしょうか?

回答|保険会社から1社1社見積することもできますが、現在では

保険会社から1社1社見積することもできますが、現在では保険代理店にまとめて数社の見積を出させていただいたほうが、窓口も1つで簡単です。

また、代理店との面談を避けて見積を取りたい場合は、インターネットで所定の項目を入力するだけで簡単に資料請求できますので、おすすめです。 

質問|見積もりを行った時点で、保険料が〇〇円・確定申告

見積もりを行った時点で、保険料が〇〇円・確定申告時に経費として〇〇円は落とせるなども見積もりを行う時に聞く事が出来るのでしょうか?

最適な火災保険の選び方や保険の担当者の対応などを率直に教えて頂きたいです。

回答|見積時点で、保険料や補償内容と保険金額をお伝えする

見積時点で、保険料や補償内容と保険金額をお伝えすることができます。また火災保険は事業用でなければ確定申告で経費にはなりません。

地震保険料に関しては、最大で年間保険料の5万円までが所得から控除されます。

最適な火災保険の選び方は、シンプルな補償を割安な保険料で加入できたほうがいいかと思いますので、建物や構造や所在で一括して見積もりをとって判断したほうがいいかと思います。

保険担当者のおすすめに関しては、補償内容の違いと各商品にメリットデメリットをしっかりと偽りなく教えてくれるような方がおすすめです。

火災保険は最近では更新期間も短くなっていますので、円滑なやりとりができる方が担当ですと、その後の更新対応の相談もしやすくなります。

 

不動産投資の火災保険をより安くしたい方お気軽にメールでお問合せください◀︎リンク

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