子供がいない夫婦の生命保険の選び方は?子なし夫婦が生命保険に入る&入らないケースのメリット&デメリットは?
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生命保険は就職・結婚・出産などのタイミングで加入するケースが多いですが、結婚したけれど子どもがいない場合はどのような保険に加入すべきかは、迷いますよね。
本日はこのような子なし夫婦が生命保険に加入するケースや加入しないケースとそのメリット・デメリットに関する質問に回答していきます。
目次
質問|子供ありと子供なしで生命保険の選び方は変わってきますか?
不妊治療中の夫婦です。子供ありと子供なしで生命保険の選び方は変わってきますか?
子供が出来たら夫は生命保険に入る気満々です。私は不妊治療をしたからといって必ず子供が出来るとは思っていません。
その時はその時だと思っています。しかし、生命保険は子供たちの為という考え方自体はやとちりなのかなと考え始めました。
子供が居なくても生命保険に入った方がイイのかもしれないと悩んでいます。子供ありと子供なしで生命保険の選び方は変わってきますか?
回答:健康なうちに子なしでも子どもが生まれることを前提にして保険に加入…
結論としては、子どもを作ろうとされているのであれば、健康なうちに子なしでも子どもが生まれることを前提にして保険に加入しておくことをおすすめします。
ずっと子なしを前提にしているのであれば、夫婦で話し合いをして保険が必要かどうかから話をしましょう。
子どもができた時に、もしも大きな病気などが発覚してしまうと保険に加入できなくなってしまうこともありえます。
生命保険は条件のよい商品ほど診査が厳しいので、健康なうちに診査をうけて加入するのがおすすめです。
加入内容自体は、お子さんがこれから生まれることを仮定して、末子が22歳になる年齢を保険期間にして収入保障保険などに加入するのがおすすめです。
いつ子供ができるかわからないとも思いますので、その場合は保険期間は長めにして加入しましょう。保険期間は短くすることはできても、保険期間を長くすることは簡単にはできず、再診査が必要になるからです。
可能であれば、就業不能保険や三大疾病保障保険なども組み合わせて、働けなくなってしまったときのリスクにも備えておきたいところです。
回答:住宅費+生活費+学費が賄える程度の保険金は設定しておき…
子どもと配偶者が元気に安心して暮らしていけるように、住宅費+生活費+学費が賄える程度の保険金は設定しておきたいところです。
住宅ローンを組んで団体信用生命保険などが備わっていれば、生活費+学費だけでもいいかもしれません。
学費のための積立も必要ですので、学資保険や終身保険や養老保険などを活用して保障を確保しながら積立を行うのも得策の1つと言えます。
このような貯蓄性の高い商品は早めに加入しておくことで、毎月の積立額も少なくて済みますので、なるべく早期に加入しておくことをおすすめしています。
このように、子あり夫婦の場合は保険をある程度手厚く準備することになりますが、貯蓄性の高い保険は子どもがそのまま生まれなくても損にはなりませんし、就業不能保障保険などの働けなくなったときの保険は、子どもがいなくてもあったほうがよい保障ですので、全くの無駄ということにはなりません。
収入保障保険に関しては、子どもがいなければ不要と判断する配偶者もいるでしょうから、もしも子どもが生まれなかった場合で、今後も子を生むことはないと考えるようになりましたら、死亡保障を解約するのは、選択肢に入ると思います。
一方で、子なし夫婦でも、配偶者がもし万が一の時には、精神的に立ち直れないことや体が弱く働き続けるのが困難であろうと判断される場合には、死亡保障が必要という判断になります。
これは結婚していない独身の方にも当てはまることで、もし独身でも親が病気がちで収入に不安がある場合や今まで親に育ててもらったのに若くして自分が死んでしまったら親に申し訳ないので、せめてお金だけでも感謝の気持ちをこめて残してあげたいなど、生命保険は加入する本人の気持ちをお金にこめる商品ですので、人によって必要かそうでないかは変わります。
極論をいってしまえば、結婚して子どもがいても、何も気持ちがなく、自分に何かあっても後のことは知らないので、保険には加入しないというのも、ある意味では正解になってしまいますし、その逆で本来は不要でも保険金くらいは残したいと本人が感じていれば、独身でも保険は必要となるわけです。
現在の状況とこれからのことと、周りの人に保険金をどれだけ残せばいいかを考えて、ご自身にあったプランを考えてみましょう。
真剣に考えても、考えが浮かばない場合やどのように考えればいいのか、どのような選択肢があるのかなどを知りたい場合は、是非近くのファイナンシャルプランナーや保険代理店のライフコンサルタントに相談をしてみましょう。
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質問|子なし夫婦です。夫は会社員で妻の私は専業主婦です。生命保険に…
子なし夫婦です。夫は会社員で妻の私は専業主婦です。私は生命保険に入る必要はありますか?
夫は会社員で妻の私は専業主婦です。夫は既に生命保険に数年前から加入しています。夫の収入は本人の前では言えませんが高収入ではありません。
なので、私は専業主婦とはいえちょこちょこパートでレジ打ちをしたりしています。扶養内に収まる範囲です。このような収入状況の私でも生命保険に入る必要はありますか?
回答:夫が保険金を必要としているか、妻は保険金を残してあげたいか…
夫が保険金を必要としているか、妻は保険金を残してあげたいかの2つの視点で考えていただければと思います。
例えば、経済的な面だけを見ると、ご相談者様が亡くなってしまったとしても、生活はしていけそうな印象があります。
むしろ、一人分の生活だけをしていけばいいですし、実家に戻るなどの選択肢もあるのであれば、経済的には楽になる可能性もあります。
一方で、夫としては妻がなくなると家事などの負担が増える、あるいは妻を早くに亡くしてしまった場合は精神的なショックが大きく、働けなくなってしまうかもしれないというようなことであれば保険金はあったほうがいいかもしれません。
また、それをご相談者様(妻)が同じように感じており、保険金を残してあげたいと感じているのであれば、保険には加入していいと思います。
回答:健康なうちに子どものために保険に加入しておくのは有効です。
また、現在は子なしでもいつかは子を作ろうと考えているのであれば、健康なうちに子どものために保険に加入しておくのは有効です。
子が生まれると多くの労力がかかってしまいますし、子には安全に暮らしてほしいと願うようになりますので、経済的な余裕があればあるほど、配偶者は助かるものです。
女性は男性と比較すると、20代~40代までは乳がんや子宮がんなどの女性特有の病気の影響で、がんに罹患する可能性は高まってしまいますので、保険加入できる可能性も若干高くなってしまいます。
自分のためにも、これからのご家族のためにも、健康なうちにベストな条件のプランに加入しておくことをおすすめします。
質問|子供がいない夫婦ですが、私には障害者の独身の弟が居ます…
子供がいない夫婦ですが、私には障害者の独身の弟が居ます。
私は生命保険に入るべきですか?弟は現在実家の両親が世話をしている状態で、とても一人暮らしが出来るとは思えません。
いずれは私たち夫婦が引き取って介護をする必要が生じるのだろうと思っています。大切な弟なので万が一のためにも私は生命保険に入った方がいいのかなとも考えています。
私は生命保険に入るべきですか?
回答:今回のケースでは保険加入したほうがよいと考えます。
今回のケースでは保険加入したほうがよいと考えます。
このような場合で、よく聞くのは「障害年金がある」「両親がいなくなったら施設に預ければいい、最後は国が最低限の世話をしてくれるはずだ」です。
これは間違えではないのですが、今回のご相談者様はおそらく両親に経済的な負担を増やしたくないでしょうし、弟様にもある程度のケアをうけてほしいと願っているように感じますので、その願いや想いをかなえたいということであれば、保険に加入するのはありだと思います。
収入保障保険などの期間と金額を決めて保障が逓減していく生命保険であれば、ある程度の長い保険期間であっても、月数千円の保険料でかなり手厚い保障を得ることができるはずです。
そのような保険に加入して、両親や弟を安心させてあげたいと思って保険加入しようとしたら、健康状態の問題で診査に通らなかったということのないように、事前に内容や保険料などをしっかりと調べて、早期に診査などをうけてみましょう。
老後の年金問題などで、将来年金は出ないんだとよく不安がっているのに、障害年金や医療保険制度だけは永遠に利用できると考えている人がいますが、少子高齢化が進む中ではどうしても自助努力が必要になっていきます。
今回のケースでもそうですが、社会保障制度だけを頼りにするだけでなく、自助努力で最低限の生活を周りの人ができるようにと行動していくことも選択肢には入れてもらいたいと感じています。
質問|子供がいない共働き夫婦です。生命保険に入らないメリット・デメリット…
子供がいない共働き夫婦です。生命保険に入らないメリット・デメリットを教えて下さい。
生命保険知識が浅いので、「生命保険は夫が嫁の為に加入」とか「生命保険は両親が子供のために加入」というレベルの知識で。
しかし、私が知らないだけで子供がいない共働き夫婦でも夫も妻も加入をすれば得する可能性もありうるのかなと疑問を抱き始めました。一方で、このまま加入しなくてもいいとも感じています。子供がいない共働き夫婦が生命保険に入らないメリット・デメリットを教えて下さい。
回答:子どもがいない共働き夫婦が生命保険に入らないメリット・デメリット…
子どもがいない共働き夫婦が生命保険に入らないメリットは、毎月保険料を支払わずに済むことです。家の次に高い買い物と例えられることがありますが、毎月1万円の保険料を1年間払うと12万円、10年間で120万円、50年間で600万円ですので、これだけのお金を支払わずに済むと考えると経済的なメリットは相当にあります。
一方でデメリットですが、保障がないということです。これは死亡保障だけでなく、医療保障や休業補償、老後のための保障も該当します。
子なし夫婦であれば、配偶者が亡くなってしまっても経済的に困ることは少ないかもしれません。ただし、配偶者が働けなくなったり、大きな病気をした場合には経済的な支援が必要になりますので、困ることも出てくるかもしれません。
また、子どもができたら保険に加入しようと考えていたら、保険に加入できなかったり、希望の条件の商品の診査は通らなかったりと、加入を後回しにしたことで、逆に経済的な負担を背負うことになるという可能性もあります。
回答:経済的な支援が必要になるかどうかと、必要と思っているかどうか…
生命保険は、ご自身と相手にとって、何かあったときに経済的な支援が必要になるかどうかと、必要と思っているかどうかがポイントになります。
配偶者が保険に加入していることで安心するなら、相談をして加入を検討してほしいでと思いますが、相手も自分も経済的な支援は様々なことを考慮しても問題なさそうで、お互いに不安もなければ加入はしなくていいと思ます。
特にお互いの実家の家庭が富裕層や資産家でお金に余裕がある場合などは、配偶者に何かがあっても実家を頼れますので、そのように様々な関係性を考えて、必要かどうかを検討してみましょう。
独身の方やずっと子なし夫婦にも損をしにくい保険商品などもありますので、どうすればいいかわからなくなってしまったときは、近くのファイナンシャルプランナーなどに相談をしてみましょう。
子供あり・子供なしでの生命保険の加入を検討している方は、今すぐ気軽にメールからお問合せください。◀︎リンク
質問|子供がいない共働き夫婦です。生命保険に入るメリット・デメリット
子供がいない共働き夫婦です。生命保険に入るメリット・デメリットを教えて下さい。
子供がいないので生命保険には加入していません。しかし、投資やお金の運用には興味があります。積立やや株や信託を色々調べる日々です。
もしかすると生命保険にもそのようなお金を増やせる商品があるのかもしれないと思い始めました。
更にそれ以外にも保証があるかもしれないとも思っています。子供がいない共働き夫婦が生命保険に入るメリット・デメリットを教えて下さい。
回答:子どもがいない共働き夫婦が生命保険に加入するメリット・デメリット…
子どもがいない共働き夫婦が生命保険に加入するメリット・デメリットは前述のとおりです。
加入するメリットは保障や将来の備えができますし、本人やご家族へ安心してもらえることです。加入するデメリットは、保険料を無駄にしてしまう可能性があることです。
質問者様のいう運用などができる保険や積立ができる保険もありますので、保険料を無駄にしてしまうリスクを少なくして保険加入することは確かに可能です。
終身保険や長期の定期保険、養老保険、個人年金保険は貯蓄性が高いですし、外貨建てや変額保険などのリスク性商品を活用することで、より一層高い返戻率(支払った保険料に対して将来解約などをしたときに戻ってくるお金の率)のを実現できるプランもあります。
ただし、ここで大切なポイントは保険金額と早期解約による損失です。
保険金額は、保障の金額で、わかりやすいところでいうと死亡保障の金額です。
早期解約による損失は、加入してすぐに解約をすると支払った保険料よりも少ない金額の返戻金しか戻らないということです。
独身の方や共働き夫婦によくある話なのですが、損をしたくないので、子どもなどができるまでは、貯蓄性の高い終身保険や養老保険に加入しますが、保険料も抑えたいので、300~1000万円の小さな保険金額で加入してしまいます。
そして、実際に子どもができて、大きな保障を必要とするときに、健康上の問題があって新しく保険に加入できなかったり、保険には加入しているという安心感でそのままの小さな保険金額のままで、万が一のことが起きてしまい、保険金が小さくて、経済的な負担をほとんど補填できない状況になってしまったりと、よくない結末を迎えてしまうこともあります。
また、このような失敗談を知り、大きな保険金額の終身保険などに加入すると毎月5~10万円レベルの保険料を支払うことになってしまい、転職や独立などをきっかけに収入が減り、保険料を支払えなくなってしまって、最終的に早期解約を行うことになり、支払った保険料よりも大幅に返戻金が減ってしまうなどの事態に陥るケースもあります。
したがって、健康なうちに、無理なく支払っていける保険料の範囲内で、貯蓄性や運用系の保険と掛け捨ての保障メインの保険を組み合わせて継続できるようにプランニングするのが一般的にはベストです。
ただし、大きな保険金額で、大きな保険料をしっかり払い続けることができれば、最終的に損もなく大きな保障が持てたことになりますし、保障確保できる上に運用をプラスにできたおかげで老後の資金準備もできたということもありますので、何が正解かは最終的に結果をみてみないとわからないのですが、そのようなデメリットやリスクなども含めてプランを組んでほしいと思いますので、保険を真剣に考えるときにご夫婦で、近くのファイナンシャルプランナーや保険の代理店に相談をしてみてください。