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2022.12.21

20代の女性は早く保険に入るべき?貯蓄型や掛け捨てのおすすめの質問&回答

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著者情報 森 逸行 FP歴15年 経験した事を伝え解決に導く『金融パーソナルトレーナー』

20代の女性-保険.

高校あるいは大学を卒業して社会人として働き始めると、周りの人はどのくらい保険に加入しているのか、保険には早く加入した方がよいのか等、気になることはありませんか?

特に20代の女性では、女性特有の病気や妊娠出産に係る病気への備えはしたほうがいいのか、どうすればいいのか悩んでしまいますよね。

今回は、このような20代の女性がどのような保険に入るべきかという質問に回答していきます。

 

質問:20代で現状は健康状態の良い女性ですが保険には

20代で現状は健康状態の良い女性ですが保険には加入していません。

まだ、若いし加入しなくても良いかと思っていますが、20代で保険に入るメリットやデメリットがあれば教えてください。

男性より女性は特に入った方が良い理由等があればそれも含めて教えて欲しいです。保険料が結構負担なので悩んでいます。

 

回答|20代で保険に加入するメリットは、長期の保障に加入…

20代で保険に加入するメリットは、長期の保障に加入する場合には、歳をとってから加入するよりも毎月の保険料が安くなりますので、継続しやすくなりますし、トータルで支払う保険料も安くなります。

加えて、早期から保障を持つことができるので、万が一20代で何か病気になっても保障されるので安心です。

若いうちに大きな病気に罹患してしまうと、その後に保険に加入することができなくなってしまいますので、早めに保険に加入しておくと安心な面はあります。

 

回答|20代で保険に加入するデメリットは、早期から保険料…

デメリットは、早期から保険料を負担することになることです。

男性より女性が早めに加入した方がいい理由は、女性の方が女性特有の病気(子宮頸がんや卵巣嚢腫等)や妊娠・出産に係る手術(帝王切開等)で保険金を給付できる可能性が男性よりも高いためです。

実際に病気の保障は20代の場合は男性よりも女性の方がリスクが高い分、保険料が高くなっています。また、その病気によっては、その後に保険に加入することができなくなってしまうケースもあるため、いつか保険に加入しようと考えている場合は早めに保険加入しておくことで、病気をしたせいで保険に加入できなくなるというような後悔をせずに済むかもしれません。

 

質問:女性が必ず入った方が良いおすすめの保険は?

色々な種類の保険があると思いますが、20代から加入した方が良い保険ってありあすか?女性特有の保険等があれば詳しく教えて欲しいです。

早めにおすすめ頂いた保険に加入した方が良い理由なども教えて欲しいです。現在、健康なので迷ってしまいます。金額や簡単な保証内容も含めて教えて欲しい。

 

回答|女性に関わらず、必ず加入したほうが良い保険はありません。

女性に関わらず、必ず加入したほうが良い保険はありません。

ただし、終身保険や個人年金保険のような貯蓄性の高い保険は早いうちから加入すると保険料も安くなり、運用期間も長くなるため資金も増やすことができます。

また、女性特有の保険としては、乳がん・子宮頸がん・卵巣のう腫といった女性が罹患しやすいがんなどがありますので、このような病気に備えたい、身近な人が病気になった、親戚が似た病気になった等、特に備えたいという気持ちが強いようであれば、その病気にかかる前に加入しておいたほうがよいでしょう。

また女性の病気に対する適切な保険金は、治療費に加えて、その治療をしている間に働けなくなったときにどの程度の備えをしておけばいいかで決まります。

会社員であれば、女性特有の病気で治療をして仕事を休んでも、有給休暇や療養休暇もあるでしょうし、長期の休養が必要であっても傷病手当金などで収入の2/3程度(2025万円程度)の保障があるため、そこまで大きな保険金は必要ないかもしれませんが、フリーランス・個人事業主の場合は休んでも給与の保障などはないでしょうから、3か月~6か月分の所得が確保できるように保険金額を設定してもいいかもしれません。

 

質問:独身の20代女性ですが、結婚も考えています

現在は独身ですが、彼氏と数年後に結婚を予定しております。

20代前半で結婚を予定していても入った方が良い保険はありますか?結婚は20代後半予定です。

独身で加入した保険は結婚後も継続して契約した状態に出来るのでしょうか?現状の私の状態でも加入した方が良い保険がありましたら教えてください。

 

回答|結婚を予定している場合でも、出産や女性特有の病気…

結婚を予定している場合でも、出産や女性特有の病気に備えたいという要望があれば、保険には加入していいと思います。特に結婚をして、出産まで考えているのであれば、病気の保障だけなく、死亡保障も早めに加入しておいた方がよいです。

というのも、旦那様が資産家でない限り、配偶者も共働きをするケースがありますし、その割合は年々増加しています。

配偶者の収入がないと生活ができなくなってしまう家庭も多いので、もしも妻が亡くなってしまってもその後、旦那様やお子様たちが安心して暮らせるようにしたいということであれば、やはり女性にも死亡保障は必要です。

そして、保険は病気になったら加入し辛くなってしまいますので、なるべく健康なうちに加入しておくことをおすすめします。

特に20代・30代は女性に関しては男性よりも病気にかかる確率が高いため、保険に加入できなくなってしまうことも想定されます。

保険には加入しないと決めている人であれば関係はありませんが、いつかは保険に加入しようと考えているのであれば早めに検討するに越したことはありません。

 

質問:掛け捨てか貯蓄型か迷っています。20代で加入

掛け捨てか貯蓄型か迷っています。

20代で加入するなら貯蓄型で将来にも積立てして備えたいと考えてしまいますが、掛け捨ての方が安く済むのでは?だったり、掛け捨てと貯蓄型を別けた方が良いのか迷っています。

20代の女性です。早くから始めた方がメリットのある場合やデメリットに関しても知りたいです。

 

回答|掛け捨てを選ぶか、貯蓄型を選ぶのかに答えは…

掛け捨てを選ぶか、貯蓄型を選ぶのかに答えはありませんが、大きな保険料負担でもかまわないという方は貯蓄型の保険をおすすめします。

理由は簡単で、貯蓄性の高い保険で大きな保険金額の保険に加入すると、保険料は高いですが、将来解約すると解約返戻金が高くなり、結果的に掛け捨てとなった保険料が少なくなるからです。

一方で、大きな保障はほしいが毎月大きな保険料負担はしたくないという場合は、掛け捨てが効率的です。見直しもこまめにできますし、保険料が安価なので継続しやすいという安心感もあります。

貯蓄型は掛け捨て金額は少なくなりますが、資金が厳しい時は途中解約などをしなければならなくなりますので、そうなると保障がなくなったり、早期解約すると解約返戻率が低く、結果的に多くの保険料を掛け捨てしまったのと同じになってしまうからです。

したがって、保障重視であれば、掛け捨ての保険に加入することをおすすめします。

掛け捨ても貯蓄型の保険も長期間の保険であれば、早期に加入することで保険料が安いや解約返戻率が高くなるなどの経済的メリットを享受することが可能です。

 

質問:女性向けでおすすめの保険を教えて欲しいです

将来に心配があり、保険の加入を検討していますが、20代前半の女性が加入した方が良い女性向けの保険はありますか?出来る限り安い保険料で、手厚い保障が希望です。

わがままな条件なのはわかりますが、入るべき保険の種類や理由を教えて頂けますか?将来加入して出来る限り損がない保険が知りたいです。

 

回答|20代の女性におすすめする保険は、70歳までの…

20代の女性におすすめする保険は、70歳までの定期医療保険で入院日数限度額が長いプランに先進医療特約を付加した保険です。

70歳までと期間を区切ることで保険料は抑えることができます。また、先進医療保険を付加していることで、最新の先進医療もお金の負担を心配せずに受けることができます。

また、入院日数は医療の進歩でどんどん短くなっていると聞くこともあるかもしれません。しかし、実際には精神疾患、脳血管疾患、心疾患、一部の重度ながんなどでは、今でも入院日数は長くなります。300日を超える深刻な入院をしても、入院保障の限度日数が多ければ、それだけ保険金はたくさん出ますので安心です。

保険はもしもの時のための金融商品なので、大きく保険料負担が変わらないのであれば、入院日数は長いものに対応できるプランを選びましょう。

ちなみに、70歳までの定期医療をおすすめする理由は、後期高齢者になると医療費負担は少なくなりますので、12割負担になる70歳までは医療保険に加入し、それまでに貯金をしておくというのがベストです。

ただし、このような健康保険の制度はよく変更されますので、老後の社会保障は手薄くなると考えるようであれば、終身保障タイプを選んでおきましょう。

また、資金余裕があれば、上記に加えて三大疾病の保険も加入することをおすすめします。

収入を補償できるように年金形式で保険金を受け取れるものがベストですが、そこまで大きな保障はいらないという方は、三大疾病でも一時金がでる生前給付金付き終身保険に加入してもよいです。

積み立てもできますし、三大疾病の保障にもなりますし、死亡した場合も死後整理金としてお葬式代などに活用できます。

なので、迷ったら上記の定期医療保険と三大疾病保険に加入することをおすすめします。

 

 

質問:20代女性ですが、将来独身で過ごす予定です

20代女性ですが、将来独身で過ごす予定です。結婚もしたいと考えておりましたが、多分将来的に独身で過ごすと自分では思っています。

将来的に結婚をしないで、独身で過ごす場合には、どの様な保険が最適でしょうか?また、入るべき保険や必要性を教えて欲しいです。独身でも最低限の保証になるようにしたいです。

 

回答|独身で、親のためにお金を残したいなどの要望がない

独身で、親のためにお金を残したいなどの要望がないようでしたら、自分を守るために利用できる医療保険やがん保険をおすすめします。

もしも余裕があれば個人年金保険や終身保険のように長生きに備えるための貯蓄タイプの保険もおすすめです。

医療保険やがん保険は、自分が病気をしたときに自分の治療のために使える保険です。

大きな病気をしても治療費に困らない、先進医療のような手厚い保障を受ける時も金銭的な不安を抱えずに済むような、自分のために利用できる保険が役立ちます。

一方で、女性は男性よりも長生きしやすいので、老後に豊かな生活ができるように長生きに備えられる個人年金や終身保険がおすすめです。

個人年金はわかりやすいですが、終身保険は三大疾病保障がついているもの、あるいは三大疾病や八大疾病の時に保険料免除特約が付加されているものがおすすめです。

積み立てをしながらも、三大疾病になったら保険が下りるような保険ですといざというときに助かります。

保険料免除特約が付加されていれば、もしもがんになってしまって仕事ができなくなっても、終身保険の保険料は支払うことなく、保険会社が代わりに積み立てをしてくれますので、老後の資金も勝手に積み立ててくれるのです。

このように、病気の保障と老後の保障を合わせて考えて保険を検討されると安心できると思います。

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